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2021/10/05 柏原市の平屋の空き家物件調査を行いました

柏原市の平屋の空き家物件調査を行いました

柏原市の平屋物件の現地調査を行いました。

この物件はとある理由から新築建て替え用としての利用が難しくなり、リフォーム活用が得意な弊社に相談が入りました。

 

この物件は境界の確定がなされていません。

お隣さんとの境がどこにあるか、はっきりしていないのです。

このように空き家、築古の戸建は境界確定がなされていないことがほとんどです。

境界確定と空き家の活用について少しだけお話させていただきます。

 

そもそも空き家物件の活用方法として、土地の広さが十分あれば新築建て替え用地として売却を行うという方法があります。

それにはほとんどの場合で境界確定が必要で、それをせず敷地に関してお隣さんと認識が一致しないまま工事をしてしまうと、途中で異議が唱えられ工事がストップしてしまう事例もあります。

特に隣接地との間に構造物等が無く、利用範囲が明確でないときはなおさらです。

事前に境界確認行為を行なうのは、トラブルを未然に防ぐ良い機会と考えます。

 

 

そして今回の物件なのですが、当初は新築用地としての売却を考えておられ、所有者の方が境界確定を行おうとしたそうです。

しかしお隣さんの協力を得ることができず境界が確定しないために、新築建て替え用地として売却の話をしていた業者さんに買い取りを断られてしまったのです。

そこで空き家をリフォームで活用する弊社に売却ご相談が入りました。

 

屋根の瓦が少しずれている部分もあり、雨漏りらしき箇所もあるので少し屋根は心配です。

しかし中は外観とは打って変わってとてもきれいな状態でした。

それもそのはず。

今も管理のために定期的に泊まりくるなど、しっかり管理を行っておられたそうです。

 

人が住まなくなると建物は急激に老朽化が進みます。

この所有者様のように適切な管理や活用・処分の必要性が周知され、空き家を負動産にさせる”なんとなく放置”が少しでもなくなればと思う次第です。

 

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